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[BALL Watch Engineer M MARVELIGHT]

ボールウォッチ エンジニアM マーベライト

約80時間のロング・パワーリザーブ機能付き自社ムーブメントを搭載

本機のパワーリザーブは、メインスプリングを一杯に巻いた状態で約80時間だ。ベースムーブメント自体のトルクの力を落とさないように振動数（毎時2万8800振動）は敢えて変更せず、一方で通常のムーブメントに組み込まれているメインスプリングよりもさらに長いサイズのものを香箱に収めたことで、ロング・パワーリザーブを実現した。

約80時間のロング・パワーリザーブ（メインスプリング）

新開発の「RR7309-CS」は、80時間パワーリザーブを有するボールウォッチ初の自社ムーブメント「RR7309-C」をベースに、機械式ムーブメントの心臓部にあたるテンプのヒゲゼンマイをシリコン製、そしてUV-LIGA（紫外線露光による転写電鋳）プロセスで成形したニッケル-リン製の脱進機（ガンギ車、アンクル）を採用することで、2,500ガウス（約200,000A/ｍ）までの耐磁性能を実現。

着け心地に優れたケースデザイン

ロングパワーリザーブモデルの場合、通常はメインスプリングを収納した香箱を2つ並べたツインバレルを搭載するため、ケースサイズも大きくなりやすい。本機は一つの香箱をサイズアップしたワンバレル式を採用しているため、40mmのケースサイズでもロング・パワーリザーブが可能になった。シャツの袖口にもしっくり収まる適度な厚さのケースと3連ブレスレットは着け心地がよく、シーンを選ばずどんな服装にも合わせやすい。

シースルーバック

ボールウォッチ初となる自社キャリバーRRM7309-Cを開発するにあたり、精度（スイスCOSC認定クロノメーター）、長時間駆動(80時間）への追求だけでなく、装飾にもこだわっている。メイン・プレート(地板)上にはペルラージュ装飾(小さな円が数多く重なった模様）、輪列受けにはコート・ド・ジュネーブ装飾(湖の波をイメージした模様）、そしてローターにはサンバースト装飾(放射線状に伸びる螺旋のような模様）の3種類を使い分け、シースルーバックからムーブメントの機能美を堪能できるように考慮されているのだ。

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